Market Update 2025.4.22(マーケット速報 東京時間)ドル円一時139円台へ下落

Market

東京時間

日経平均は、前営業日比59円32銭安の3万4220円60銭と、小幅に続落。
材料難の中、ドル円が下落したことで一時170円安となる場面があったが、下げ幅は限定的。
ドル円は、G20での日米財務交渉を見極めたいとの様相の中、米国からの円安圧力が意識されてか、じりじり値を下げると、一時139円89銭まで下落。
しかし、その後は下値を追う動きはなく140円台を回復。
完全な140円台割れはおあずけとなった。

ドル円は、23日24日のG20会合までは円高が意識される展開は続きそう。
ただ、米国の焦点は、「貿易赤字」の改善であり、為替はその一手段。
構造的な問題を解決しなければ、いくら為替介入をしても再びドル高に戻ってしまうし、現段階でドル安が急激に進めればインフレ加速に繋がり、アメリカにとっても不利になる。
こんなことはベッセント財務長官であれば絶対に理解しているので、恐らく為替に関する言及はないと見ている。
その場合、ドル円は若干の反発で反応する予想。

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