東京時間
赤沢経済再生相率いる交渉団が、トランプ陣営との通商交渉において良好な滑り出しをしたことを好感して、株式市場は上昇。
会談で「為替に関する言及はなかった」と赤沢大臣が述べたことで、米国による円高誘導圧力への懸念が和らぎドル円が141円台後半から、142円後半まで上昇したことも株の上昇を支えた。
赤沢大臣は、今回の会談内容に関する発言は控えながら、今月中に第二回の日米交渉のスケジュールを調整し、関係閣僚及び事務方での交渉を継続すると伝えた。
当初予定されていなかったが、トランプ大統領が会談に出席したことで日米交渉への期待が窺えたこともマーケットは好感した模様。
株式市場は全体的に堅調であったが、中国への規制が強められる懸念から半導体関連株が弱いのと、すでに関税が課されている自動車も弱い。
銀行株は、日米交渉で為替に対する議論がなかったことで、円安是正のために日銀が金融引き締めを継続するとの思惑が後退し円金利が上昇したことで買われた。
日経平均 34,377.53 +457.20 +1.35%
TOPIX 2,530.23 +32.20 +1.29%
日本10年金利 1.309% +0.017 +1.32%
ドル円は、140円を底値で固められるかが、目先の注目点ですかね。




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