Market Update 2025.4.10(マーケット速報)関税90日延期で株式市場急反発!海外時間は反落!中国への関税は145%へ引き上げ!

東京時間

トラおじが、問題の解決に向けて協議を要請してきている国などに対しては90日間、関税を停止することを発表したことを好感し、株式市場は急反発。
日経平均 34,609.00 +2,895.19+9.13%
TOPIX 2,539.40 +190.07+8.09%

金融、非鉄金属、電気機器を筆頭に、大幅に上昇。
日本国債10年利回りも1.3%台を回復し、リスクオンの様相となった。
為替は、明け方に148円をタッチした後、146円台に押し戻されると上値の重い展開となった。

ご覧のように気持ちのえぇ緑です。ずっとこんな草原が続けばいいのに。

筋トレ好き投資家の勝手な解釈

勝手な解釈していきたいと思います。

昨日のトラおじの関税延期を受けて、交渉をする国と報復をする国が分別された。
報復したのは中国なので実質的には「中国かそれ以外」 by ローランド
関税を釣りに貿易相手国からは米国に有利なディールを引き出しつつ、関税攻撃により中国への制裁を強める。
更に、「本丸は中国だよー」と強烈に印象付けることで、同盟国ならびに関連国へのメッセージを送る。
これで、中国に擦り寄ろうとする国がいれば、「関税ビーム」ってことでしょう。
ここまでが狙い通りならば、トラおじは裸の王様ではなく、本当の策士なのかもしれない。
関税延長は90日間の為、ここから2ヶ月が勝負。
3月のカナダ、メキシコの交渉を振り返ると、依然油断はできないものの、今回の関税が中国包囲網を形成する為であると明確になった点は、漠然と市場を覆っていた不透明感を拭う材料になっただろう。

見識ある詐欺師エコノミスト達が、昨年末のマーケット予想がすでに大外れしていることを誤魔化す為に、「トランプは自分が何をやっているか理解していない」「とんでもない大統領ですよ」と怒り散らかしているのは不快なので、「予想外してごめんねごめんねー」くらいのメンタルで気丈に振る舞ってほしいと願うばかり。

ふざけすぎましたが、本丸が中国であり、トラおじが何を求めているか分かったならば、我らが商品券配りおじさん!頼みますよ。
米国の米(コメ)への輸入関税撤廃、防衛費拡大による米国武器爆買い、日銀利上げ継続で円高誘導、非関税障壁の消費税撤廃。
本来は日銀の利上げはすべきではないが、ベッセント?ビンセント?財務長官も「日銀が利上げしているから円高に進んでいることに違和感はない」と牽制してたんで、ここは耐えて利上げするしかない。
銀行株、もう少し戻してもいいんじゃない?

外圧をチャンスに変えましょう。
霞ヶ関が減税に「うん」と言わないなら、トラおじを言い訳に減税すればいいじゃない。
米の減税でインフレもおさまるだろう。農協さん、ちょっと黙っててね。
アメリカに屈したフリをして、なんとか漁夫の利を得る政策を進めてくれい。
中途半端な対応は見透かされるから、本気のパッケージ提案を頼んます。

今、世界では経済安全保障の名の下に新時代の世界戦争が行われているわけで、トラおじから、「アメリカ?中国?どっちにつくの?」と問われているのだよ。
既に、経済の崩壊が始まっている沈みゆく船である中国に乗るのか、問題は多いが依然世界の超大国であるアメリカにつくのかを天秤にかけた時、答えは明白だろう。
先の大戦で、共産主義と手を結んで迎えた悲惨な結末を思い出そう。

戦争は生きるか死ぬか!
「話せばわかる」などと生ぬるいことを言ったやつから消されていく世界なのだと、危機感を持つ必要がありますな。

どんなシネマよりも面白い物語をリアルタイムで見られていること、大谷翔平と同じ時代に生きていることに感謝。
これから、我々は歴史の教科書に載るような出来事を目の当たりにするんだろう。
いい感じに締まりましたか?
「ビックフライ、オオタニサーン」

海外時間

株式市場は、昨日の大幅上昇をより戻す格好で反落。
米株は3指数揃って下落した。
トラおじが中国以外への相互関税を90日間延長すると発表したことで、前日は大きく反発したが、依然不透明感は拭えないことや、米国景気減速への不安から株は続伸とはならなかった。
また、中国に対する関税を125%から145%へ引き上げると発表し、米中の関税合戦は今後も悪化の一途を辿りそう。厳しーって。

SP500 5,268.06USD −188.83 −3.46%
NYダウ 39,593.66 −1,014.79 −2.50%
ナスダック 16,387.31 −737.66−4.31%

債券市場では、昨日のパニック売りから一転し利回りが低下した。
30年国債入札が良好な結果となり、債券買いを巡る懸念が和らいだ格好。
パニック相場でなければ、この水準で米債を買いたい人も多いか。

為替は、米金利の低下やリスクオフの流れから円は買われ、ドル円は144円前半へと下落。
金融市場が不安定な中で、日銀の利上げ先送り、或いは利上げ打ち止めの可能性も噂される中、米金利の低下、米ドルの信任低下でドル安、円高に進んでいる点は、日米が関税交渉を進める上では好材料か。

その他、発表された米国の消費者物価指数は、前年比2.4%上昇し、前月の2.8%から伸びが鈍化。前月比では0.1%下落し、2020年5月以来、約5年ぶりの下落となったが、マーケットの反応は限定的。今後、関税の影響を受けて物価指標がどれほど上がるかが注目か。

今後の見通し

ひとまず、トラおじ関税によるパニック相場は一旦休戦の様相。
ただ、対中国への関税攻撃は継続しており、不安感は拭えない状況から株が下落分を大幅に戻す展開は想定し辛い。
また、この数ヶ月で米国景気の悪化がハードデータにあわれることも予想され、米国景気減速懸念が米国アセットの重荷になりそうだ。

日本株は既に先物市場で大きく下落していることから、気持ちはブルーです。
みんな大好き広背筋のトレーニングして逆三角形目指してきまっす。

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