Market Update 2025.3.37(マーケット速報)自動車関税25%へ!ドルは上昇

東京時間
日経平均は、前営業日比227円32銭安の3万7799円97銭と3日ぶりに反落。
朝方に、トラおじが全ての輸入車に25%の関税をかけると発言したことで売り優勢の展開。
しかし、配当金を受け取る権利が確定する配当権利取り当日の為、実需の買いにも支えられ下げ幅は限定的。
ドル円は150円台前半で無風。
トラおじ関税については、25%の自動車関税発表がクライマックス感を漂わせ、ようやく投資ボーイズが他のおかずを材料に乗り換える雰囲気が漂い始めた。
ただ、本日は配当権利落日(配当権利取の逆)の為、昨日までハイエナ買いで株価が支えられていた分の反落が上値の重さに影響しそう。

海外時間
自動車関税を受け、自動車株中心に下落。
トラおじが輸入車に対して25%の関税を課す計画を発表したことで、貿易相手国からの相互関税が懸念され、老舗GMやフォード中心に自動車株が下落。
為替は、関税によるインフレがFEDの利下げを遅らせる、あるいは利下げできない、あるいは利上げ?との思惑から米国長期金利が上昇し、ドル円は151円まで水準を戻した。
ドル円については、日銀の利上げ観測に浮かれてパンパンに溜まった投資ボーイズの円ロングポジションが巻き戻されているだけのようにも見えるが。。。

前述の通り、トラおじ関税に対する「不透明感」という擦られまくったおかずに飽き飽きしている投資ボーイズは次なる材料を探している。
自動車関税の発動により、関税劇場にクライマックス感が漂えば、株買いの材料を探す時間帯に入りそう。
ただ、関税による一時的なインフレ率上昇や、Fラン大向けアンケートのソフトデータの悪化は想定されることから、株の戻りの本格化はもう少し後になりそう。

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