東京時間
日経平均は、前営業日比679円64銭安の3万7120円33銭と大幅続落。
トラおじ関税への懸念から、自動車株を中心に幅広く下落。
配当権利取りのハイヘナ買いも終わり、権利落ちの影響も株の下落に拍車をかけた。
ドル円は150円前半で無風。
海外時間
2月の個人消費支出(PCE)価格指数は、前年比2.5%上昇し、市場予想と一致。
一方、個人消費は0.4%増と、前月の0.3%減(下方改定)からプラスに転じたものの、市場予想の0.5%を下回る伸びにとどまった。
また、米ミシガン大学が28日発表した消費者調査で、5年先の期待インフレ率は4.1%と、1993年2月以来の高水準となり、
景気減速化でのインフレというスタグフレーション懸念を思わせる内容。
トラおじ関税によるセンチメントの悪化に加えて、スタグフレーション懸念から株式市場では、ハイテク株、自動車株中心に幅広く売られた。
為替はドル安が進み、ドル円は150円を割り込む展開。
今週は、トラおじによる自動車への関税発動とそれに伴なう相互関税に神経をすり減らす展開を誰もが予想。
とりあえず、トラおじ関税については交渉の余地への期待は置いといて、相互関税含めた全力殴り合いのシナリオで構えておきやしょう。
第一次トランプ政権下で課されたアルミ鉄鋼関税により鉱工業産業が息を吹き返した実績もあることから、一時的なセンチメント悪化や景気後退に一喜一憂するのはやめて、ジムで足トレ修行。これに限る。
仮に関税により一時的にインフレが加速したとしても、インフレが落ち着けばFEDも利上げができるって感じで、トータル的には整合性が取れた結果になるだろうと楽観しておりやす。
また、今週は米国の雇用統計が控えており、テスラ株大暴落の腹いせに植毛兄貴が政府関係者をクビにしまくってる影響が出そうだが、仕事しない老害とそれに文句たれる捻くれ氷河期君たちを雇い続ける日本企業と比較すれば幾分マシだろう。利権に群がり成長市場を妨げる輩には退出願いましょう。
日本株も米株の影響で下落が懸念されるが、我らが本邦企業が期末前の自社株買い制限から解放されてウホウホ買ってくれるでしょう。
適度に悲観して、適度に期待する週ってことで俯瞰。
為替は、ドル安が進む一方でユーロ円の上昇が円安を牽引して結果的にドル円は150円挟みで綱引きな感じすかね。
日銀の利上げ観測に浮かれて溜まった円ロングポジションが巻き戻されてたら嬉しいかな。
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