Market Update 2025.3.12 (マーケット速報)

【東京時間】
ドル円は、米国経済への過度の懸念やウクライナ停戦に関して兆しが見え始めたことを受けてリスクオフムードが緩和したことで148円台をしっかりと回復。午後にかけても日本株の上昇を見ながら底堅く推移しながら、米国時間に控える消費者物価指数の結果を待つ展開。
日本株市場は、世界的なリスクオフムードが一旦落ち着く中で、日本株は推しめ買いが優勢となり、日経平均は前営業日比25円98銭高の3万6819円09銭と反発して取引を終えた。
日本債券市場は、 米金利上昇に加え、20年債入札がやや弱めの結果と受け止められ、円債の売り圧力が強まり日本国債10年利回りは1.52%で取引を終えた。

【海外時間】
米国の2月の消費者物価指数は前年比2.8%上昇。市場予想の2.9%をしわ回り、伸びは1月の3.0%から鈍化した。前月比では0.2%上昇と、
何も市場予想の0.3%上昇を下回った。消費者物価指数の伸びが鈍化を受けて市場のインフレ懸念が落ち着き米経済回復の期待が強まると、ドルが買われドル円は短期勢の円ロング解消を巻き込みながら、一時149円台まで上昇。しかし、依然拭えないトランプ関税への不透明感や、地政学リスクを背景にさらなる上値おいはなく、148円前半までさえげてクローズ。
マーケットはインフレ指標の鈍化を受けて債券売りとなり、債券利回りは上昇した。米株も底堅く推移し、SP500とNASDAQは反発するも、ダウ平均株価はマイナス圏で引けた。
その他、はカナダ銀行が主要政策金利を0.25%ポイント引き下げ2.75%とした。利下げは7会合連続。

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