東京時間、日本の長期国債利回りが上昇幅を拡大する中、ドル円は147円前半で上値重く推移。
円高を嫌気して日経平均も軟調な推移が続いた。
日本10年債利回りは、3/1引値ベースで1.575%と16年ぶりの水準まで上昇。
海外時間、トランプ大統領がテレビ番組のインタビューにおいて、「関税政策によって米景気が後退に陥るか否かについて直接的に否定しなかった」
ことで、景気の先行き不安が強まり株は米株は全面安、債券は金利低下、ドル下落の展開。
ドル円は146.33まで下落後、146円手前でサポートされると147円台を回復。
その他、個別ではテスラ株が大幅に下落、前日比で15%急落。イーロンマスク率いる政府効率化省による抗議活動が重しとなった。
【本日のマーケット展開予想】
昨日の海外マーケットにて、トランプ大統領の関税政策が景気を下押しするとの思惑から、株価が大きく下落したことを受けて本日も日本株は下落してすることが予想される。また、日銀の利上げ観測の強まりから日本長期国債が16年ぶりの水準まで上昇するなど、円高基調が続いていることから、この流れを引き継いて上値重く推移すると予想。ドル円は146円をサポートできるかに注目。
NIKKEI:37028.27(0.38%)
TOPIX:2700.76(-0.29%)
NYダウ:41911.71(-2.08%)
S&P:5614.56(-2.70)
米国10年債利回:4.2264%(-0.092)
日本10年債利回:1.575 %(0.055)