市場概況(簡単マーケット振り返り)
日経平均株価 終値:39,459.62円 前日比:‑110.06円(‑0.28%)
TOPIX 終値:2,822.81 前日比:‑0.43(ほぼ変わらず)
日本国債10年物利回り 終値:1.577% 前日比:+0.048(+3.14%)
S&P500指数 終値:6,268.55 前日比:+8.81(+0.14%)
ダウ平均株価 終値:44,459.65 前日比:+88.14(+0.20%)
ナスダック総合指数 終値:20,640.33 前日比:+54.80(+0.27%)
米国債10年物利回り 終値:4.437% 前日比:+0.020(+0.45%)
総じて株式市場は小幅な推移となりました。
トランプ大統領による各国への関税賦課については、不安感が残るものの、今週からスタートする企業の第2四半期決算発表への期待などで底堅く推移しました。
翌日(本日)に米国に消費者物価指数を控えていたことも、マーケット参加者の様子見姿勢を強めた要因と思われます。
ドル円
高値:147.78
安値:146.85
終値:147.69
為替は、トランプ政権が欧州連合(EU)やメキシコからの輸入品に対する関税率引き上げを新たに発表し、根強いインフレ懸念に長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となりました。
日本の長期金利も上昇している中でも円安はじりじり続いております。

今日の一言
関税交渉において、TACO「Trump Always Chickens Out」、「トランプ大統領はいつも弱腰になる」という言葉が流行っています。
高い関税を表明して最後は弱腰になるというトランプ大統領を揶揄した表現です。
トランプ大統領が最終的に弱腰になるなら、関税交渉は無視してリスク資産を買い進めるという動きがマーケット参加者の間では行われいます。
ただ、本当にマーケット参加者がTACOを期待してリスク資産を買い進めているかは懐疑的です。
トランプ大統領の狙いは、関税により得た税収を米国企業の法人税減税などに回すことであり、米国企業の業績を押し上げることです。
関税による一時的に業績を圧迫しても減税や景気刺激策でカバーできるという、関税後の世界を織り込んでいるのではないかと思います。
メディアの報道は関税交渉を大きく取り上げますが、本質がどこにあるか見極めながらトレードする必要があります。
ということで、今後も米株ロング積み増しは継続です。
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