市場概況(時短マーケットアップデート)
・トランプ大統領が自身のSNSに「中国は米国との合意に完全に違反」と投稿
・米中の緊張再燃が相場の重しに
・米個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比で2.1%上昇(市場予想2.2%)
・米個人消費支出コア指数は前年比+2.5%で伸びは3月の2.7%から鈍化
・PCE(個人消費支出): アメリカの消費者がどれだけお金を使っているかを示す指標で、インフレの動向を把握するために重要です。
2025年5月30日、ドル円相場は144円付近で停滞しました。
これは、トランプ大統領が「中国は米国との合意に完全に違反」と発言し、米中関係の緊張が再燃したことが影響しています。また、米国の個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想を下回り、インフレ懸念が後退したことも、相場の動きに影響を与えました。
SP500 :5,911.68 −0.50 −0.01%
NYダウ:42,270.07 +54.34 +0.13%
ナスダック:19,113.77USD −62.11 −0.32%
米10年利回り:4.398% −0.028 −0.63%
ドル円
始値(Open):144.13円
高値(High):144.44円
安値(Low):143.44円
終値(Close):144.04円

ドル円の今後の展望とトレード方針
トランプ大統領の発言や、関税を巡る報道に一喜一憂しそうになりますが、マーケットは徐々に関税に関する報道に慣れてきています。
昨日は、個人消費支出が市場予想を下回り、米国のインフレ懸念が少し後退しました。
インフレ懸念が落ち着けば、米国経済の景気刺激や金融緩和が効率よく機能することから、米国ドルや米国株式にとっては良いことです。
為替は大きなトレンドは出づらいものの、140ー150円の間で上下する展開を予想しておりますので、トレード方針はドル円ロング戦略継続です。
USDJPY 買いポジションオーダー
143.00 BID 買い指値(直近安値水準)
140.00 S/L 損切り水準(年初来サポート水準)
148.00 P/L 利益確定水準(5月高値水準)
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