2025.5.2 Market(ドル円一時145円93銭へ上昇も戻り売りに押される!日経平均は前日比1%上昇)赤沢経済再生相 米国と二度目の交渉!

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東京時間

ドル円は一時3週間ぶり高値145円93銭まで上昇した後、戻り売りに押された。
日銀の利上げに対する消極姿勢が引き続き円売りを促す一方、米雇用統計を前に様子見。
日経平均は、前営業日比378円39銭高の3万6830円69銭と、7日続伸。
前日の米株高や為替の円安基調を支えに堅調な展開で、一時は500円超高に上昇し節目の3万7000円台に迫る場面もあったが、連休を控えて後場は一進一退となった。

全然関係ないですが、↓この植田総裁かわいい

赤沢経済再生相 米国と二度目の交渉

赤沢再生相、日米は貿易拡大で具体的議論-5月中旬以降に次回協議

米国訪問中の赤沢亮正経済再生相は現地時間1日(日本時間2日)、米政府による関税措置に関する2度目の閣僚協議を終えた。赤沢氏は貿易拡大などで具体的な議論を行ったとしたが、詳細は明らかにしなかった。次回協議は5月中旬以降で調整する。

赤沢氏は「率直かつ建設的な議論を行い前進することができた」とした上で、両国間の貿易の拡大、非関税措置、経済安保面での協力などについて具体的に議論をしたと説明した。具体的な進捗(しんちょく)状況などは「全て合意して初めて合意となる」とし、詳細は明らかにしなかった。

6月に首脳間で合意に至る可能性について問われ、「そういう段階に入ればいいと思っている」とも述べた。今回の協議は約2時間10分に及んだ。赤沢氏は、米国による関税措置は極めて遺憾との認識を改めて伝え、見直しを強く申し入れたという。

その他、「為替や安全保障は議論にならなかった」と述べた。

出典:Bloomberg 参照

コメント

本格的なGW入りを前にマーケットが少し安心感を取り戻したことは良いことですね。
今夜、米国雇用統計を控えていますが、トランプ関税の影響による雇用環境の悪化がハードデータに現れるのはもう少し後なので、気負い過ぎず確認しましょう。
「悪ければ、FRBの利下げ観測が強まるでしょう」くらいの気持ちで!

米雇用統計の予想は、失業率の大方の予想が4.2%、非農業部門雇用者数の大方の予想が13万8000人増となっており、失業率が前月の4.2%から変わらず、非農業部門雇用者数の伸びが前月の22万8000人増から鈍化する見込み。
4月30日に発表された米ADP雇用統計では、民間雇用者数の伸びは予想を下回っています。

先週の週初までは、関税政策への不透明感やFRBの独立性への懸念から、ドル売り、円高が強まっていましたが、米中の交渉への期待が高まったことに加えてトラおじがFRBパウおじの解任を否定したことでマーケットは束の間の落ち着きを取り戻しました。

トランプ関税(解放の日)発表前のドル円の水準が150円付近であったことから、パニック後の戻しレベルは145〜147円付近と見てます。
その後は、材料次第となるが一旦は145円を基準にボックスを形成しそうな予感。

IMFをはじめ、日銀やエコノミストが2025年の成長見通しを軒並み引き下げていますが、額面通り捉える必要はないと思ってます。
正直なところ、彼らも何がどうなるか全く分からない中で鉛筆を舐めているだけだから。
経済というのは生き物で、関税が高く設定されたからといってパラレルに景気が鈍化するとは限らないです。
民間の企業努力を見くびらない方が良いと思うのと、外圧的に設備投資等が増える可能性もあるので。
前提が変われば、専門家と言われてる人たちも見通しを変えるので、やってることは占いと然程大差ないと思ってます。

ゆっくり眺めていきましょう。

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