東京時間
前日海外市場のからドル円は反発地合いとなり、早朝に143円台へ上昇。
米中貿易摩擦の懸念後退やFRB議長解任を否定するトランプ米大統領発言を受けて、ドルは反発した。
しかし、G20を控える中で次第にドル円は上値が抑えられて141円台へと下落。
株式市場も海外時間の株高を引き継いて、上昇してスタートするも勢いは続かず、その後は様子ムード。
日経平均は前営業日比648円03銭高の3万4868円63銭と、反発して取引を終えた。

末端投資家の戯言 最近の円高論調
最近、ドル円の円高予想をするエコノミストが増えてるなと思います。
円高に動いたら円高材料集めて、円安行ったらその逆の材料集めているだけのように感じます。
特に最近は、トランプ大統領がアメリカの秩序を壊すリスクからアメリカ売り(株、ドル、債券)が加速し、この流れは止まらないといっている有識者が多いですよね。
そもそも、アメリカってこれまでも狂ってませんでしたか?
戦争屋さんが儲かる為に、中東では戦争が企てたれたり、貧富の格差が異常なまでに広がったり。
もともと、秩序なんてなかったと思うわけです。
それなのに、トランプ大統領の関税政策で株が少々調整したくらいで、世界の終わりみたいな論調が広がる。
コロナショックの後に異常な財政ばら撒きをして、インフレがとめられなくなったバイデン政権も大概狂っていたと思いませんか。
人は、見たいものを見て、信じたいように信じる生き物で、トランプ大統領というとんでもない大統領が現れて株が大きく売られたから、それを世紀末のように語る人が増え、それを信じたい人が信じているだけだと思うんですよね。
米株はここ2年の運用パフォーマンスが50%と異常な上昇を続けてきましたから、ある程度の調整は当たり前だし、ドル円も同じです。
これまで円安が続いてきたのは、貿易赤字やデジタル赤字といった構造的な問題に加えて、アメリカへの投資が続いてきた背景があるわけで、まだ実現もしていない「世界秩序の衰退」みたいなテーマでドル安、円高を語るのはなんともお粗末な気がしてならないんです。
もちろん、日米金利差縮小によるドル円のもう一段の下落というシナリオはあると思いますし、円高論を否定するつもりはないのですが、材料をごちゃ混ぜにして不安を煽るような論調は避けた方が良いのではないかと思うわけです。
なので、円高を論じるエコノミストが増えれば増えるほど、そろそろドル円の下落トレンドも終わる頃なのかと穿った見方をしてしまう末端投資家の戯言です。


コメント