今日はひなまつり🎎
先週末、米国のテック株、ハイテク株売りにも一服感が漂い、米株は反発。ドル円は、ショートカバー地合いとなり151円手前まで上昇した。
今週は、週末に米国雇用統計を控える中、景気動向を占う上で重要なISM製造業、非製造がそれぞれ3日と5日に発表される。
景気減速下でのインフレ上昇が懸念される米経済において、重要な指標発表となる。
5日には日銀内田副総裁の会見を控えている。足許の円高は、日銀が利上げペースを早めるとの思惑が強まったことが背景にあることから、日銀からの発表には注目が集まる。内田副総裁は2月28日に、足元の経済状況については「引き続き一部に弱めの動きが見られるが、緩やかに回復している」とし、基調的な物価上昇率は「2%の物価目標に向けて徐々に高まってきている」と説明している。
その他、5日に中国全人代が開幕し、2025年の経済成長目標を「5%前後」に据え置くとの見方が大勢。
また、国内景気は不動産不況をきっかけに停滞が続き、雇用不安から個人消費の不振が目立つことから、財政出動など大型の景気対策を打ち出すかどうかに関心が集まる。
【今週の注目材料】
3日
🇨🇳 2月製造業PMI
🇺🇸 ISM製造業景気指数
5日
🇯🇵 日銀 内田副総裁会見
🇨🇳 全人代開幕
🇺🇸 ADP雇用統計
🇺🇸 ISM非製造業景気指数
7日
🇺🇸 雇用統計
🇺🇸 パウエル議長公演