Market Update 2025.4.2(マーケット速報)トランプ相互関税発動で市場クラッシュ

東京時間、
日経平均は、前営業日比101円39銭高の3万5725円87銭と続伸。
トラおじ関税の発表を控えて様子見ムードの中、PER15倍割れ水準まで下がった値頃感から底堅い値動き。
ドル円は例が如く149円台で無風。

海外時間
発表された米国民間部門の雇用指数、3月ADP雇用統計は前月比+15.5万人となった。伸びは2月+8.4万人から予想以上に拡大。
マーケットはトラおじ関税の行方に釘付けで経済指標については一旦ガン無視ムーブで、米株は3指数揃って小幅に上昇して取引を終えた。
イーロン兄貴が政府効率化担当として老害をクビにしまくった影響でテスラ車の不買運動が強まり1−3月のテスラ車販売の納車数が大きく下落したが、トラおじがイーロン兄貴を数週間の内に政府効率化担当を退任させると発表したことで、テスラ株は5.3%上昇。

マーケットクローズ後、トラおじによる「相互関税」が発表され、米国より高い関税率を課す国・地域に同水準の関税を導入することに!!
それぞれ、日本が24%、中国が34%、英国が10%、欧州連合(EU)が20%という内容!
米国からの輸入品に対して掛けられている関税と同水準とされているが基準が不透明な部分もあり、高い球を投げてきた格好。
ここまで振りかぶって殴られてると思っていなかった為、株式市場は時間外取引で大幅下落して反応しており、本日のマーケットも大荒れ模様確定☔️

わいが崇拝する、ホリコキャピタルマネジメントのイケおじ堀古さん曰く、お先真っ暗な程悲観する必要はないと言うありがたい見解をモーサテでおしゃってました。
1、関税によるインフレへの影響は一時的であり、長期的には影響は大きくない
2、関税による米国財政の改善
3、これまで輸入品により圧迫されていた米国企業の商品が買われやすくなる

関税による経済への悪影響は不可避ながらも、長期的には米国経済を強くする点も含まれていることからパニックを起こすのはやめましょうって感じすね。
ただ、有金全ツッパしてるハイテク、高配当信者なんかは幾分ポジションを落として冷静になった方が良いかも。
2023年、2024年の株上昇の残像から、「まだ大丈夫、前も大丈夫だったから」と損切りが遅くなるのは、人間心理の落とし穴!
正常化バイアスってやつですな。
ただ楽観するのではなく、マーケットの情勢を認識しながら、自分の資産状況、精神状況と向き合っていくのが投資の基本であり、これらと向き合うからこそリターンがある世界であると今一度理解せねば🚶

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