Market Update 2025.3.26(マーケット速報)米株下落 トラおじ自動車関税発動へ

東京時間
日経平均は、前営業日比246円75銭高の3万8027円29銭と、続伸して取引を終えた。
米国の関税政策に対して、トランプ大統領が柔軟な対応をとると示唆したことで、過度な警戒感が和らぎ買い優勢の展開となった。
為替は、ドル円が株の上昇をチラ見しながら、150円半ばに水準を切り上げた。
日銀植田総裁は、高騰が続く食品価格について、外食などへの波及が続き、サービス価格が引き上げやすくなる等、インフレが経済に広がる可能性があれば「利上げで対応することも考えないといけない」と述べ、利上げの意欲を見せるも、直近の日銀会合後の記者会見と同様のしごできサラリーマン回答となり、マーケットの反応は限定的。

海外時間
株式市場では、SP500とナスダックが大幅安で取引を終えた。
自動車関税の発表を控え、相棒のテスラ株やゼネラルモーター等、自動車大手のが売られた。
米ホワイトハウスは26日、トランプ大統領が米東部時間同日午後4時に自動車関税に関する発表を行う計画と明らかにしたことで、警戒感高まった。
為替はドルがその他通過に対して買われる展開で、ドル円は一時150円付近までドル安となっていたが、150円半ばまで戻す展開。
トラおじ関税において、各国への自動車関税→各国からの報復関税→物価上昇→利上げ時期後退→ドル底堅い!という感じ?

日本株は、配当権利獲得に向けた買いや、年度末のリバランスなどで売り買いが交錯することが予想される。
トラおじの関税政策もどうなるか分からない状況なんで、シートベルトをキツめに締めておこう。
足元、市場では安心材料を見つけて株が調整分を取り戻そうとしていたが、そんなに簡単にはいかない気がするので、一旦はトラおじの関税に注目して株の下落を覚悟しておいた方が無難かも。

【トラおじ、関税に関する記者会見速報】
トランプ米大統領:自動車関税は4月2日に発効
トランプ米大統領:医薬品にも関税を課す
トランプ米大統領:米国製自動車購入の借り入れは税控除へ
トランプ米大統領:自動車産業の成長につながる大統領令に本日署名

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