特段目立った材料がない中でドル円は148円台後半から149円台を回復。
安値更新を続ける中で実需のドル買いや短期円ロングポジションの解消が進んだ格好か。
日銀の更なる利上げ観測の高まりに加えて、米国スタグフレーション懸念からドル円は直近安値を下抜けて、円高地合いが続いている。
しかし、米国景気については中長期的な目線では成長力が見込めること、日本においては実質ゼロ成長のGDPを引っ提げて日銀が利上げを繰り返すことは難しいと予想していることから、ドル円の下落も一旦落ち着き、じりじりと150円台半ばへとより戻される展開を予想している。