東京市場は祝日明けの中、円高ドル安地合いがいっぷくすると、短期円ロングの解消や、実需のドル買いなどに支えられて150円前半までショートカバー。しかし、買一巡後はドル売りに押されて再びドル円は149円台へ下落。
海外時間もドル売り円買いがじりじり続く中、米国の2月消費者信頼感指数が98.3と市場予想を下回ると、米国の景気減速が懸念され債券利回り低下、ドル安、株安で反応。ドル円は一時148円半ばまで下落。
昨日は、米国の消費者信頼感指数が2ヶ月ぶりの下げ幅となりスタグフレーションが懸念される中、FRBの年内2回利下げが織り込まれながらドル安が進んだ。今週末に米国の個人消費の発表を控える中で景気悪化サイドを意識する動きからドル安円高地合いが継続するものと予想。