レコーディングダイエット

本日は、私が5ヶ月で10キロ体重を減らしたダイエット方法を紹介します。

大学時代までスポーツに励んでいた生活から、社会人となり運動不足や不摂生により体重が10キロ増えてしまい、これはいけないと思い始めたダイエットです。

タイトルにもあります通り、「レコーディングダイエット」です。レコーディングとは食べたもののカロリーと体重を記録していくダイエットです。

人間には基礎代謝という生きていく為に最低限必要なエネルギーがあります。個人差はありますが、成人男性で1日1500キロカロリー、女性で1200キロカロリー程です。また、基礎代謝に加えて、通勤したり、軽い運動をしたり、日常生活で消費するエネルギーが男性では600〜700、女性で400〜500程度となり、それぞれを合計すると男性2100〜2200、女性1600〜1700キロカロリーとなります。

この基礎代謝と通常の生活で消費するカロリーの合計を越えて摂取した分が、脂肪や筋肉として蓄えられることになります。

逆に言えば、食事で摂取するカロリーが消費する消費カロリーを下回れば体重が減っていくことになりますので、食べたものを毎日記録して摂取カロリーをアンダーカロリーに抑えます。

ダイエットをするには適度な運動や有酸素運動が大切ですが、あくまでそれはプラスアルファで、1番重要なことは食事管理です。筋肉のプロであるボディービルダーも筋肉の7割はキッチンで作られるという程、食事管理を徹底しているのです。

レコーディングダイエットの方法は至ってシンプルです。体重を1キロ減らす為に必要なエネルギー量は約7000キロカロリーとされておりますので、摂取カロリーが消費カロリーを下回る日を継続していき、合計7000キロに達すれば1キロ痩せることになります。例えば、アンダーカロリー300キロカロリーの日を24日続ければ7200キロカロリーとなり、1キロ痩せる計算です。

1日の摂取カロリーをアンダーカロリーに抑えることができるのであれば何を食べていても構いません。

なぜレコーディングが大切かですが、レコーディングすることで食べ物それぞのカロリーを把握するようになり、「こんな高カロリーなものを摂取してはダメだ」という意識になります。また、人間は目の前の目標をクリアする為に努力する習性があるので、1日をアンダーカロリーにするために食事を調整する意識が生まれるのです。

食事のレコーディンと共に、毎日体重計に乗って体重を測る習慣もつけましょう。すると、アンダーカロリーが7000キロに到達すると本当に1キロ体重が減っていくことを実感できてどんどんゲーム感覚で楽しくなっていくのです。楽しい感覚が身についてしまえば勝ちです。体重はどんどん減って目標体重に到達です。

注意点は、無理をしないということです。極端な話をすれば、全く食事をせずに3日ほどすれば体重が1キロ減る計算です。しかし、これば健康にとって悪いことは想像に容易いと思います。同様に、極端に摂取カロリーを抑えることは栄養の偏りやエネルギーの枯渇を生んでしまうので、1日のアンダーカロリー目安は200〜500キロカロリーを目標にしましょう。

そして時には好きなものを気にせずに食べる日を作りましょう。アンダーカロリーを続けると体が少ないエネルギー量で生活できるように代謝が下がってしまいます。その代謝を上げるために好きなものを食べてアンダーカロリーを無視する日を作ります。所謂チートデイですね。目安としては二週間から三週間に一度くらいですね。チートデイは代謝を上げると共に、食事へのストレスを軽減する効果もあります。ダイエットを続けているとどうしても好きなものを食べたくなる時があったり、避けられない飲み会があったりしますが、チートデイを入れてストレス発散をすることで、次の日からまた頑張ろうという気持ちを切り替えになります。

更にレコーディングの良いことは、ダイエットで目標体重に到達した後も、カロリーへの感覚が残るということです。口にする食べ物のカロリーが感覚で把握でるようになるので、これは今日はやめておこう、ここまで食べても大丈夫という管理ができるようになるのです。

スポーツジムの契約や、ダイエットサプリの購入は一切必要ありません。今日から食べたものを記録するレコーディングダイエット初めて理想の体を手に入れましょう。

Market Update 2025.2.19

日銀の高田委員から、堅調な設備投資や賃上げ、価格転嫁の継続が確認され見通しが実現していけば「一段のギアシフトを進める局面だ」と利上げベースの加速に言及する等、日銀のタカ派姿勢を受けて円は総じてしっかりの展開。

米国ではウクライナ停戦への不透明感に加え、トランプ大統領が「自動車関税を25%に設定する」と具体的な数字に言及したことで市場の不安は高まる展開。かかる中、発表されたFOMC議事要旨では「バランスシート縮小の一時停止」が議論されていたことが示されると、米金利低下を見ながらドル円は151円台前半へと下落した。

日銀のタカ派スタンスに加えて、FEBのテーパリング一時停止を受けて日米金利差縮小が意識され、ドル円は本日も下値を窺う展開が予想される。しかし日米金利差は依然大きくひらいていることや、根本的な経済成長の比較から米国へのインフローが相対的に多いことに変わりはなく、151ー150円付近ではドルは底堅い展開を予想。

投資を始める ②「どんな投資をしたいか、信念をたしかめる」

前回の投稿では、投資を始める前に自身の収支を把握することを説明しました。今回は、心構えを持つ重要性を紹介します。

投資を始めるにあたり、なぜ投資をしたいと思いましたか?老後2,000万円問題、インフレ対策、給料プラスアルファの収入源を作る、子供の教育費、投資で生計を立てる為、等投資を始めるきっかけは多種多様です。なぜ、はじめにきっかけの話を出したかというと、このきっかけが自分の軸となるからです。同じマーケットを見ていても、目的次第で見え方が変わってしまったり、目的が違う人の情報を混同して収集してしまうからです。

例えば、長期的な目線で投資をした株があります。短期的な理由や特殊要因で下落すると、ネットには、「暴落!!やっぱりこの株は危険」等の情報が錯綜し、情報整理を行う前に焦って投資をやめてしまうことが多くあります。人は冷静さを欠くと判断力が著しく低下してしまうのです。尤も、本当に将来を揺るがす悪材料が出た場合は撤退を検討する必要がありますが、本来はノイズと言える情報に振りまわせて投資をやめてしまい、結果的に自分が思った通りに上昇したとなれば精神的ダメージは計り知れません。そして、自信をなくしてマーケットから離れてしまい、次のエントリータイミングを逃すという悪循環に陥ります。

つまり、投資を始めるにたり、なぜ投資を始めるのか、なぜこの投資先に決めたか、何年後をゴールにするのか、というきっかけは、どんな状況になっても自分を信じて冷静に情報分析をするための信念という軸になるのです。将来どうなるかは誰にも予想できません。しかし、そのリスクを取るからリターンがあるのです。下落した時に自分を信じる軸がなければすぐに諦めてしまいますが、自分の信念があれば諦めることなく挑戦し続けることができるのです。まずは、なぜ自分が投資を始めるのか、どのくらいの期間で投資を検討しているかの目的を明確にしましょう。

Market Update 2025.2.18

米国とロシアがウクライナ戦争の停戦協議を行うなど、地政学リスクが意識されドル高が進んだことでドル円は151円から152円付近で底堅く推移。前日に日本の名目GDPが強い結果となり、日本銀行の更なる利上げ観測が強まったことで円高が意識されたが、150円割れをトライするほどの動きとはならなかった。

本日は、FOMC議事要旨を控える。1月のFOMCではトランプ大統領の関税政策やインフレの先行き不透明感から政策金利の据え置きを決定している。直近でFRBウォラー理事は、「トランプ政権の関税が物価に与える影響は軽度にとどまる」と自身の見解を述べたり、サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁が、「物価目標の達成に向けた道は一様ではない」との認識を示した上で、「インフレを巡る進展が一段と明確になるまで、FRBは金利を現行水準に据え置く必要がある」との考えを示している。

米国のインフレ懸念やトランプ大統領の関税政策による影響が不透明な環境下、FEBが政策を軟化させる材料もなく、現状スタンスが維持されるだろう。

Market Update 2025.2.17

昨日は、日本の名目GDPが初めて600兆円を超えたことで日銀の更なる金利引き上げ観測からドル円は151円台へと下落。しかし、インフレ率を除いた実質GDP成長率は依然伸び悩んでいることから、日銀の大幅利上げは困難との見方もあり、円買いの勢いは限定的で既存レンジの下限150円付近をトライする動きはなかった。

先週末、米国の小売売上高が市場予想を下回りドル安が進んだ中での円買い材料となったが、ドル円の下値が限定的であったことから、円買いポジションも相応に増えている印象。150円〜156円を週間のレンジとして、ドル買い、円安材料が出た際のドル円の巻き戻しには注意したい。

投資を始める ①「収支の実態を知る」

投資を始めるにあたり、証券会社や、投資商品の選択をイメージしがちですが、まずは実態把握が大切ですね。

現在の収入と支出を把握する必要があります。また、実態把握をするとともに無駄をなくすことも意識づけることが大切です。

私がまず行ったことは、収支を記録することです。食費、娯楽、ガソリン代、家賃、光熱費、携帯代、というように支出の種類を分けて毎月何にいくら使っているかを把握します。私は現金はほとんど使わず、カード決済かバーコード決済を利用していたので、カード会社の専用アプリの家計簿機能を利用して支出を仕分けしました。カード決済はポイントが貯まる上に、支出の把握がしやすいこともメリットです。

また、支出を把握することで無駄も見えてきます。携帯代は今よりも安いプランで再契約し、コンビニなどの割高なお店での買い物は控えるようになりました。その他、貯蓄型の生命保険も解約しました。(貯蓄型の生命保険をやめた理由は機会があればご説明します)。ダイエットの時も同様のことが言えますが、自分が食べた物を記録する習慣をつければ余分なものは食べないように意識します。支出も記録して把握することで、無駄をなくすマインドセットが可能になります。

毎月の支出を把握すれば、収入に対していくら投資に回すことができるのかが見えてきます。一足飛びに投資を始めるのではなく、まずは実態を知り、無理のないスタートをすることが1番大切ですので、自分にはいくら稼ぐ力と貯める力があるのかを把握しましょう。

つづく

 

 

今週の為替相場 2025.2.17

先週は週央に発表された、米国の消費者物価指数が市場予想を大きく上振れたことで米金利上昇、ドル高となりドル円は154円台を回復したが、週末発表の小売売上高が市場予想を下回ったことでドル円は152円前半へと下落して、いってこいの展開となった。

コスプッシュ型インフレが懸念されFRBには難しい舵取りが求められる中、トランプ大統領の関税政策からも目が離せない状況。ドル円は引き続き方向感を欠きながら、ヘッドラインニュースに振られる展開が予想される。先週末の流れからドル円はダウンサイドが意識されながらも、150円近辺は底堅い展開か。

今週の予想レンジ 150.00 – 156.00

人生に影響を与えてくれた本「DIE WIHT ZERO ゼロで死ね」

私の心に刺さった本を紹介します。
ビルパーキンスさんの著書「DIE WITH ZERO」

「ほとんどの人は、死を迎える時に資産が最高額に達する」という導入に驚きました。人は、将来の不安や現状維持意欲から、時間を犠牲にして貯金を続け、それらを使い切らずに人生を終えるというのです。 もちろん、資産を相続するのは素晴らしいことですが、多くを犠牲にし過ぎる必要はないのだと気付かされました。 本書では、お金は物を買うためではなく、貴重な経験の為に使うことが人生を豊かにすると説明しています。 確かに今までの人生を思い返してみれば、車を買った時の喜びよりも、その車でどこに行って何をしたかの方が印象に残っていますし、貴重な経験だったと思えます。

これまでの人生を振り返ってみると、義務教育から高校生活、大学生活、社会人生活と、時間、ルール、評価等、労働者として優秀な人材を作るカリキュラムに縛られて生きてきました。一方で、そのルールに守られていた部分もあるのでしょう。ルールや時間を守り、ある程度の評価をもらっていれば、生きていく為に必要な給料を得ることができるからです。しかし、その給料を安定的に得るために一日8時間の長時間労働を継続し続けることで、自分の本当にやりたかったことを見ないようになり、いずれ見失い、この安定した生活が幸せなのだ、細やかな幸せを見つけることが大人になることなのだと、自分を納得させるようになりました。

世の中には、心配事が本当にたくさんありますから、貯金は多いにこしたことはありません。しかし、その為に長時間労働に身を削り続けていては、生涯を終える時、「もっとやりたいことをやればよかった、もっと家族との時間を大切にすればよかった」と後悔が待っているのでしょう。

生涯を終える時に後悔をなくす為に、生活の中で無駄を減らし、無理のない投資をして、資産を形成することを決めました。そうすることで長時間労働に身を削らなくても、投資プラスアルファで生活を維持して自由な時間を得ることがきっとできると信じて。投資だけで生計を立てるには簡単ではありませんが、投資で資産を少しづつ増やして自分の気持ちを安定させて、心理的にも物理的にも自分の時間を確保しながら人生を豊かにすることは現実的に可能だと思いました。

自由は時間をなかなか出来ていなかった趣味に使うのもよし、家族との時間を大切にするのもよし、貴重な経験の為に時間を使いたいと強く思えることができました。自分の人生を振り返り、これからの人生を考えるきっかけになると思います。日々に忙殺されて本を読む時間がない方でも、是非一度手に取っていただきたい一冊です。

Market Update 2025.2.14 Over Night

米国の1月小売売上高が市場予想を下回ったことで、インフレ懸念が幾分和らぎ米金利低下、ドル安で反応。ドル円は152円60銭近辺から152円前半へと小幅に下落。

1月小売売上高(前月比)予想-0.2%  結果-0.9%  前回+0.4%

小売売上高が市場予想対比下振れたことで、ドル円152円割れを予想したが、思いの外ドル円の下値は底堅い印象。

引き続きインフレ懸念が燻る中、トランプ大統領の関税政策を注視する展開が継続する見込み。

日米の金融政策の方向性を睨みながらも、相対的に大きくひらいている金利状況や米国サイドへのインフローからドル円の下値は限定的と予想。

Market Update 2025.2.13 Over Night

前日(2/12海外時間)、米国のCPIが市場予想を上回ったことで、FRBの早期利下げ観測が遠のきドルが買われドル円は154円台後半まで上昇。

昨日は、米国のPPI(生産者物価指数)等経済指標が予想対比堅調で米金利上昇とともにドル円も上昇する場面もあったが、トランプ大統領が相互関税の開始を数ヶ月遅らせると発表したことで、市場に安心感が漂い株高、ドル安が進みドル円は152円後半へと下落。

本日は米国の小売売上高の発表を控えており、インフレ懸念が続く中で消費指標に注目が集まる。市場予想を上回ればドル高円安、下回ればドル安円高が予想される。

本日のドル円予想レンジ151円50銭〜153円50銭