先週は週央に発表された、米国の消費者物価指数が市場予想を大きく上振れたことで米金利上昇、ドル高となりドル円は154円台を回復したが、週末発表の小売売上高が市場予想を下回ったことでドル円は152円前半へと下落して、いってこいの展開となった。
コスプッシュ型インフレが懸念されFRBには難しい舵取りが求められる中、トランプ大統領の関税政策からも目が離せない状況。ドル円は引き続き方向感を欠きながら、ヘッドラインニュースに振られる展開が予想される。先週末の流れからドル円はダウンサイドが意識されながらも、150円近辺は底堅い展開か。
今週の予想レンジ 150.00 – 156.00