市場概況(簡単相場振り返り)
日経平均株価 終値:39,678.02円 前日比 +218.40円(+0.55%)
TOPIX 終値:2,825.31ポイント 前日比 +2.50(+0.09%)
日本国債10年物利回り 終値:1.578% 前日比:+0.001(+0.06%)
S&P 500 終値:6,243.76 前日比 :−24.80(−0.40 %)
NYダウ 終値:44,023.29 前日比 :−436.36(−1.00 %)
ナスダック総合 終値:20,677.80 前日比 :+37.47(+0.18 %)
米国債10年物利回り 終値:4.491% 前日比:+0.054(+1.22%)
日本株は、前日米国市場で株高となったことなどを支えに、AI(人工知能)関連株を中心に底堅く推移しました。
米国株は、低価格ブラックウェルAI半導体「H20」の中国向け輸出再開見通しを発表したエヌビディアが4%超上昇しハイテク株の上昇をけん引しました。一方で、6月消費者物価指数(CPI)はおおむね市場予想と一致したものの、4カ月ぶりの高水準となり、関税導入で今後一段と上昇する可能性が意識され、指数全体の重しとなりました。
ドル円
高値:149.02円
安値:147.55円
終値:148.88円
ドル円は147円68銭から149円02銭まで上昇し、148円88銭付近で引けました。米7月NY連銀製造業景気指数が予想外のプラスに改善、さらに、米6月消費者物価指数(CPI)でトランプ政権の関税策による一部価格上昇の証拠が示されたため、インフレ長期化による年内の利下げ観測後退で米長期金利上昇に伴うドル買いが強まった格好です。

今日の一言
ドル円は、4月2日の米国開放の日以降の下げ幅を全戻しました。
背景には、「トランプ関税の影響は避けられないが、それ以上に減税策や規制緩和を受けて米国経済例外主義が継続する」との見方があると思っています。
「人口増加、エネルギー大国、農業大国、軍事大国、ハイテク大国、そして大きな島国」という国力を有する米国に投資が集まっているという対極だと思っています。
引き続き、米ドルをはじめ米国アセットの買いは継続すると見ています。
一方で、円については弱含んでいます。
参院選での自民党大敗や、トランプ大統領との交渉への懸念から円売りが続いているとの声も多いですが、本質は日本のインフレにあると思っています。
日銀が利上げを行なっている一方で、日本のインフレがそれ以上の伸びを続けていることで、実質金利がマイナスで推移していることが円売りの主因です。
インフレの要因は老朽化した公共施設の修繕コスト増加、ナショナリズムの台頭によるグローバルなコスト上昇、人材の偏在による人手不足です。これらは、日銀が政策金利を少々いじったところで抑えることができる簡単な話ではなく、インフレが恒久的に続くとの見方から円売りが加速しているのだと思っております。
直近高値を上抜けきたドル円は、日銀が利上げの再開を示唆するまで上値を伺う展開になるかもせいれません。
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