【初心者向け】2025.6.5（ドル円１４３円後半へ急伸）ECBの利下げでユーロ高、円安進行！テスラ株急落、ナスダック指数に影響

市場概況（時短マーケットアップデート）
ドル円の今後の展望とトレード方針

市場概況（時短マーケットアップデート）

日経平均株価：37,554円49銭（前日比 -0.51%））
TOPIX（東証株価指数）：2,756.47（前日比 -1.03%）
日本10年国債利回り：1.468%（前日比 -0.040ポイント、約-2.65%）

S&P 500　終値：5,939.30　前日比：-31.51（-0.5%）
ダウ工業株30種平均　終値：42,319.74　前日比：-108.00（-0.3%）
ナスダック総合指数　終値：19,298.45　前日比：-162.04（-0.8%）
米10年国債利回り　終値：4.391%　前日比：+0.032ポイント

ドル円相場（2025年6月5日）
高値：143.97円
安値：142.52円
終値：143.49円（前日比 +0.72円、+0.51%）

株式市場は、テスラ株の急落（-14.3%）がナスダック指数の下落に大きく影響しました。これは、トランプ大統領とイーロン・マスクCEOとの間の対立が激化し、政府契約の打ち切りが示唆されたことが背景にあります。
また、寄り前に発表された新規失業保険申請件数は24.7万件と前週発表分の23.9万件から増加し、市場予想の23.5万件を上回ったことで、労働市場の悪化が嫌気され株の重石となりました。

為替では、欧州中央銀行（ECB）が政策金利を0.25%引き下げ、預金金利を2.00%としたことも市場に影響を与えました。ECBは金融緩和サイクルの終了の可能性を示唆し、ユーロは対ドルで一時6週間ぶりの高値となる1.1495ドルまで上昇しました。ユーロ高の動きを受けて、ユーロ円が164.66円まで上昇したことで、ドル円も一時143.97円まで上昇しました。

ドル円の今後の展望とトレード方針

トレード方針は変わらずドル円ロングポジションを継続します。
６月から発表される経済指標は関税の影響などが反映されて下ブレることは想定され、本日発表される米国雇用統計も市場予想を下回る可能性があります。
ただ、FRBはインフレの状況を見極めることが優先的と考えていることから、過度に利下げを急ぐことはないでしょう。

日米の金融政策がしばらく様子見となることを想定して、ドル円は既存レンジ内（１４０ー１５０）での推移を予想しております。

USDJPY 買いポジションオーダー
143.00 BID　買い指値（直近安値水準）← ６／２　水準に到達したため約定
140.00 S/L　損切り水準（年初来サポート水準）
148.00 P/L　利益確定水準（５月高値水準）

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