【初心者向け】2025.6.24（ドル円１４５円割れまで急落）中東リスク後退、FRBの緩和期待

日経平均株価　終値：38,790.56円　前日比：+436.47円（+約1.14%）
TOPIX　終値：2,781.35ポイント前日比：+20.17ポイント（+約0.73%）
日本10年国債利回り　終値：1.424%　前日比：+0.01４ポイント（+0.99%）

S&P 500　終値：6,092.18　前日比：+67.01（+1.11%）
NYダウ　終値：43,089.02　前日比：+507.24（+1.19%）
ナスダック総合指数　終値：19,912.53　前日比：+281.56（+1.43%）
米国債10年物利回り　終値：4.296%　前日比：−0.046（−1.06%）

ドル円
高値：146.19円
安値：144.51円
終値：144.94円

株式市場は大幅続伸しました。
トランプ政権によるイランの核開発施設攻撃で長期的な中東、世界の地政学的リスクが低下したとの楽観的見方が広がり、一段高となりました。また、連邦準備制度理事会（FRB）のパウエル議長は下院金融委での証言で、「利下げを急がない」姿勢を再表明しながらも、「インフレの鈍化が継続し、労働市場が減速したら早期利下げの可能性がある」と利下げの可能性にも言及したことで、株式相場は終日堅調に推移しました。
セクター別では半導体・同製造装置が上昇した一方、エネルギーが下落しました。

為替はイスラエル・イラン停戦合意の報道を受け、原油価格の下落でインフレ懸念を受けたドル買いや、有事のドル買いが後退しました。更に、米6月消費者信頼感指数が予想外に前月から低下し、金利低下に伴うドル売りが強まり、ドル円は１４５円割れまで下落しました。

原油先物は、イスラエル・イランの停戦合意を受けた供給ひっ迫懸念の後退で、売りにさらに拍車がかかりました。

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