【初心者向け】2025.6.1３（ドル円一時１４２円台まで下落）中東地政学リスクの高まりでリスク資産は全面安！

市場概況（時短一週間振り返り）
なぜ地政学リスクが高まったのか？

市場概況（時短一週間振り返り）

日経平均株価：37,834.25 円（前日比 −338.84 円 / −0.89 %）
TOPIX：2,756.47 円（前日比 −26.50 円 / −1.0 %）
日本10年国債利回り：1.400 %（前日比 −0.055 ポイント）

SP500：5,976.96（前日比−68.29 / −1.13%）
NYダウ：42,197.79（前日比−769.83 / −1.79%）
ナスダック：4.402 %（前日比 +0.039 ポイント）

イスラエルがイランの核施設や軍事施設などを攻撃し、イランが報復としてイスラエルにミサイルで反撃したことで中東の地政学リスクが高まりリスク回避の動きから株式市場は下落しました。原油価格の大幅高を受けたインフレ懸念も相場の重しとなりました。

ドル円
高値：144.48 円
安値：142.80 円
終値：144.07～144.11 円

為替市場では、中東地政学的リスク上昇で一時的にリスク回避の動きからドル買いが強まったものの、米6月ミシガン大学消費者信頼感指数の期待インフレの低下でドル買いが後退しました。

なぜ地政学リスクが高まったのか？

イスラエルによる先制攻撃
— イランの核・ミサイル能力が「もうすぐ国家的脅威となる」と判断され、イスラエルが重要施設に対して空爆を実行。これは過去最大級の攻撃で、イランの報復も時間の問題となっています。
中東地域全体へのエスカレーション懸念
— ホルムズ海峡や紅海で海上輸送が混乱すれば、世界のエネルギー供給全体への影響が出るため、供給不安が増幅されます。
米国・欧州などの関与可能性
— アメリカはイスラエルの重要な同盟国であり、湾岸地域やNATO加盟国も巻き込まれる可能性があります。報復の連鎖が広がるとの懸念から、市場は先回り的な調整に入っています。

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