日経平均株価 終値:38,088.57 円 前日比:+346.96 円(+0.92%)
TOPIX(東証株価指数)終値:2,785.41 前日比:+16.08(+0.58%)
日本10年国債利回り 終値:1.470 %前日比:+0.015 ポイント(+1.5 bp)
株式市場は、先週末発表された米国の雇用統計が市場予想を上回ったことや、米中閣僚級協議への期待感を受けて全面堅調な展開となりました。
特に輸出、金融、製造装置、サービス、資源関連など多岐に渡り幅広く資金が流入しました。
ドル円
高値: 144.94 円
安値: 143.97 円
終値: 144.13 円
為替市場において、ドル円は144円台前半から後半の間で推移しました。一時は144.94円まで上昇する場面も見られましたが、終盤にはややドル売り・円買いの流れとなり、144円前半まで下落しました。
先週末に発表された米5月雇用統計が市場予想を上回り、米景気の底堅さが意識されたことでドル買いが進行。これにより、週明けの東京市場でもドルは底堅く推移しました。
一方、ロンドンで開催された米中の閣僚級通商協議が控えていたことから、次第に様子見ムードも強まり、ドルの上値は抑えられる展開となりました。
日本国内では1〜3月期のGDP改定値が発表されましたが、結果は事前予想ほど悪化せず、円相場への直接的な影響は限定的でしたが、一部では円売りポジションの調整を促す材料となったとみられます。
他方で、米国と日本の金利差が引き続き意識されており、米10年債利回りの上昇がドルを下支えする要因として作用しました。

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